黒檀の種類と特徴

 黒檀は木材らしからぬ黒い外観とその硬さから、楽器や工芸品、家具などの高級品に使用されてきました。 現在こちらで販売しております希少な黒檀(コクタン)系の木片・端材は4種類あり、その種類と特徴についてご紹介致します。

【黒檀】

黒檀
・木材図鑑(外部リンク):黒檀
・カキノキ科カキノキ属の常緑広葉樹
・気乾比重:0.85〜1.09

非常に重く硬い木で、家具や仏壇、楽器、工芸品などに用いられます。
木目の特徴や他の類似する木と区別するために本黒檀(ホンコクタン)、縞黒檀(シマコクタン)、真黒(マグロ)などと呼ばれることがあります。
新規材料の入荷は途絶えていますので、在庫限りの販売です。

【アマラ黒檀】

アマラ黒檀
・木材図鑑(外部リンク):アマラ黒檀
・カキノキ科の落葉高木
・気乾比重:0.8〜1.1

黒檀よりも導管がやや太く荒いですが、入手し辛くなった黒檀の代替材料として使われています。
黒檀に比べ縞の境界は不鮮明で、カリマンタン黒檀よりも黒味を帯びている部分は多いです。

【カリマンタン黒檀】

カリマンタン黒檀
・木材図鑑(外部リンク):カリマンタン黒檀
・カキノキ科カキノキ属の広葉樹
・気乾比重:0.8〜1.1

アマラ黒檀と同じく黒檀よりも導管がやや太く荒いですが、風合いや木目が類似するため入手し辛くなった黒檀の代替材料として使われています。
縞の境界はアマラ黒檀よりも明瞭ですが、黒檀やアマラ黒檀よりも縞の間隔は広いです。
製材面が緑褐色を帯びることがあり、黒檀やアマラ黒檀に比べると黒色よりも濃い褐色を呈する部分が多いです。

【アフリカンブラックウッド】

アフリカンブラックウッド
・木材図鑑(外部リンク):アフリカンブラックウッド
・マメ科の広葉樹
・気乾比重:1.2

材質や外観は黒檀に類似しますが、紫檀やローズウッドの仲間です。
黒檀よりも硬く材質にムラが少ないため、楽器や万年筆、ナイフの柄、インシュレーターなどに使用されます。
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